フライゴン田中の多事暴論

日々感じたことを取り留めも無く書き綴るブログ

藤川球児投手の思い出

コロナに翻弄されつつも行われてきたプロ野球シーズンも終わりに差し掛かり、今シーズンいっぱいでその雄姿が見納めとなる選手がちらほらと最後の試合を迎えています。

昨日行われた阪神巨人戦で、タイガース史に残る偉大な投手の引退を飾る一戦が行われました。

 

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昨シーズンは中盤以降、39歳にして守護神に返り咲き、16セーブに防御率1点台と見事な活躍を見せた藤川投手。今シーズンもクローザーとして、あと7セーブまで迫っていた日米通算250セーブの達成を期待されていました。

 

ところが故障もあり、登板のたびに不安定な投球が目立ち、防御率は6点台と本来の姿とはかけ離れた投球が続いていました。そして、2軍落ちと引退表明・・・

 

リリーフ投手として頭角を現した頃からメジャーに行くまでの期間は、ちょうど私が中学生から大学生の頃であったこともあり、藤川選手はまさにヒーローの一人でした。

甲子園で応援していると、外野席からでも分かるストレートの伸び。実際に甲子園で見たピッチャーの直球で、「えげつない」と感じたのは藤川投手と元ヤクルトの林昌勇投手の二人が飛びぬけていたような気がします。林昌勇投手の、150キロを超えているのに微妙にシンカーのような変化をしてくるあのストレートも凄まじいものでしたが、藤川投手の本当に綺麗に糸を引くような直球は、テレビで見る以上に球場で見ると惚れ惚れするものでした。

 

昨シーズンはまだバリバリに抑えとしての働きを果たしていただけに、今シーズンで引退してしまうのは非常に残念ですが、もうギリギリの身体でプレーされていたのだと思います。これでもって、ゆっくりしていただきたいですね。

 

それにしても、リリーフがメインとはいえ800試合近く投げて、日本での通算防御率が2.08というのは驚異的な成績だと思います。今シーズンがスアレス投手がタイガースでは抑えを頑張ってくれていますが、再び藤川選手のような絶対的守護神が生え抜きで現れる日はいつのことになるでしょうか。最近藤波投手を抑えにという記事がスポーツ紙に出ていましたが、藤波投手は個人的にやっぱり先発で見たいんですよね~。うーん。。。

 

さてさて、今日はここまで。

ではでは。。。